耐力壁、外壁左官工事(「宮前の家」)

「宮前の家」は現在、室内では耐力壁(たいりょく ‐ へき)を貼り進めています。

耐力壁とは、地震や暴風など、建物を「横に揺らす」力に対抗する※ために配される垂直構面のことで、今回は強度と施工性などを勘案して、「構造用合板を釘打ちして固定する」仕様の耐力壁を採用しています。

※詳細については、弊社「家づくり資料室 1:住宅の構造強さについて」をご参照ください。

外部では、外壁左官工事が進んでいます。

木製下地の上に貼った、防水紙と鉄網と力骨(上の写真の「白地」が防水紙、「小さなひし形」が網、「枡目」が力骨です)で構成した左官下地の上に、左官材料を下塗り、中塗り、仕上げ、の3層に分けてコテ塗りしてゆきます。

1層目には、セメントペーストの割合を多めにしたモルタルを塗って、中塗り、仕上げの土台をこしらえてゆきます。

下塗り完了後は、2週間ほど養生(=「寝かせる」)してから、中塗り、仕上げの工程へ進みます。

残暑お見舞い申し上げます。

思ってもみない台風の上陸や長雨の後、安定しない天候が続く山陰地方です。記憶を遡ってみるのですが、この時期にこれだけ雨降りになったのは、うーんいつ以来なのでしょうか。

とはいえ、そうしたなかでも秋の気配は日毎に増してきて、朝晩はずいぶん涼しくなってきました。が、予報によると週明け以降もまだ、暑い日が続くようです。外で作業される方も、室内の方も、適度な休憩と水分補給とで、くれぐれもどうぞご自愛ください。

また、このたびの集中豪雨により被害を受けられた方々には、お見舞い申し上げると共に、皆さまの安全と、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

「宮前の家」改修工事

ブログ更新が長らく滞っておりました。申し訳ありません。

本計画では、既存建物を残して活用する部分と、構造部材のみを残してフルリノベーションをおこなう部分とを共存させながら、耐震改修をおこないます。

現場は解体、床組、防蟻、外装工事などを経て、これより内部造作工事に入ります。

鳥取県西伯郡の計画です。

杉板カウンター(メイキング・オブ・彦名の家)

先日竣工、お引き渡しとなった「彦名の家」ですが、上の写真は、木工事が終盤に差し掛かった頃の現場に、製材を経た杉板(写真中央の2枚)が運び込まれてきたものです。

この2枚(中央左寄りの赤身)は、以前当ブログでご紹介した、「廻り土間の家」の下駄箱や電話台のような、古材の再利用ではなく、木材市場にストックされていた、原板のなかから選定したものです。

原板として「寝かせて」あった頃の写真です。樹皮付きの状態で、厚みも60㎜程あったこの材を製材、所定の幅と長さと厚みに挽いて削ると、ひとつ前の写真のような、杉独特の木肌と木目が現われたのですが、さらにその表面に撥水と汚れ止めを兼ねたオイルステイン(クリア)を塗装すると、

色合いと木目の力強さが、いっそう際立ちました。これは2枚のうちの「幅広のほう」の板で、洗面カウンターに用い、余った板は神棚に転用しました。

もう1枚の「細長」の板は、対面キッチンのカウンターに納まっています。

竣工(「彦名の家」)

「彦名の家」は先日、竣工しました。

例によって、工事期間中の現場の皆さんには、現場での、設計図書のブラッシュアップへのご協力に、あらためて感謝申し上げるとともに、そのスピリットとスキルをさらに存分に発揮してもらえるよう、次回計画を練りあげていますよふふふどうぞお楽しみに。

加えて、毎月の各業者さんへの支払にご尽力いただいたローンセンターのI様、正確で迅速な確認審査、完了検査、助成金の審査に携わられた各公的機関窓口の方々、棟上げ時の臨時駐車場など、多岐にわたりお世話になった現場近隣の皆様など、本計画に関わってくださった全ての方々に、この場をお借りしてあらためて御礼申し上げます。

クライアント様、これより長いおつきあいがはじまります。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

その他の写真は、こちら からご覧ください。